今月1日、亀岡市内の農家有志がCO2の排出を減らす農法で育てた野菜「クールベジタブル」の販売が市内のスーパーマツモト荒塚店の特設コーナーで始まりました。価格は一般の野菜とほぼ同価格で、栽培者は「環境への貢献という付加価値をアピールして、普及させたい」と意気込んでいます。
【写真:クールベジタブルが並ぶ特設コーナー 京都新聞】
【写真:クールベジタブルが並ぶ特設コーナー 京都新聞】
クールベジタブルは「亀岡カーボンマイナスプロジェクト」の新たな展開として始動し、農家など15個人・団体の「亀岡クルベジ育成会」が栽培しています。竹を燃やす代わりに炭にしてCO2の発生を減らし、竹炭(未利用バイオマス)は農地にすき込んで土壌改良剤として活用した炭素埋設農法野菜で、良質な作物の生産、環境負荷の軽減に取り組みます。
これまで野菜は知人らに販売していましたが、クルベジを広く知ってもらうため、スーパーで販売することになりました。店頭にはピーマン6~8個入り100円、ナス3本160円、ズイキ120円 など、夏野菜を中心に十数種類が並びます。
今月中旬以降は野菜の種類を増やし、果物や米も販売する予定とのこと。当面は同店のみで販売し、供給体制を確立した上で、市内のマツモト他店舗にも広げる計画とのこと。
(京都新聞) (亀岡カーボンマイナスプロジェクト)
ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。