東北電力 2011年度CO2排出量52%増加

 東北電力は1日、2011年度のCO2排出量が前年度比52%増の4113万トンだったと発表しました。東日本大震災で原子力発電所が停止し、火力発電所の燃料消費が膨らんだことと、設備復旧に経営資源を集中させるため、排出量取引も減少したためです。

 排出量取引を含めない実際の排出量は4120万トン、発電量1キロワット時当たりのCO2排出量を示す排出原単位は、67%増の0.547キログラムでした。排出枠の購入・活用を反映しても、0.546キログラムにとどまりました。

 地球温暖化対策として、東北電力は排出原単位を08~12年度平均で0.322キログラムに減らす目標を設けていますが、08~11年度の実績は約0.380キログラム。目標を達成するには排出枠購入を増やす必要がありますが、目標達成は困難な見通しとなりました。

(日本経済新聞) (朝日新聞)

 

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このページは、green plusが2012年8月 2日 23:40に書いたブログ記事です。

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