神奈川、静岡、山梨の3件6生協で構成するユーコープ事業連合は29日、組合員宅の太陽光発電装置で生じたCO2削減量を排出枠として買い取ると発表しました。買い取った排出枠は、ユーコープの温暖化ガス自主削減計画の達成に使うとのこと。組合員に太陽光発電の導入を促す狙いもあります。
「コープさんさんクラブ」を日本生活協同組合連合会と共同で始めるとのこと。国が2008年から運用する「国内クレジット制度」を活用します。同制度は創エネ・省エネ製品を使ってCO2を削減した場合、削減量を排出枠として認め、温暖化ガスの自主削減目標の達成に利用したり、売買したりできます。
ユーコープは取り組みに参加する太陽光発電装置所有の組合員を7月から募集し、100人募ります。太陽光発電で生まれた電力のうち、家庭で消費した量を算出。それをCO2換算して、1トン当たり2000円でユーコープが組合員から買い取るそう。
国内クレジット制度を活用した取り組みは、日産自動車やTOTOなどが始めています。
(日本経済新聞)
ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。