JR東日本、電力の蓄積・貯蔵を実施へ CO2排出ゼロも視野

エコステ東北線平泉駅.jpg JR東日本は8日、電車が停止するときに発生する回生電力や太陽光発電を活用するための技術を導入すると発表しました。今月中にも青梅線で電力貯蔵システムの試験に着手するほか、太陽光発電による電力の効果的な利用なども検討するとのこと。総投資額は約7億円。
 【写真:「エコステ」のモデル駅となる東北線平泉駅の完成イメージ(JR東日本)】

 JR東日本は、これまで回生電力や太陽光発電による電力について、蓄電池に貯めて使うことや離れた場所で使うことについて研究を進めており、今後、試験や実用化に踏み切ります。

  具体的には、青梅線の古里変電所(東京都奥多摩町)で今月中に架線とニッケル水素電池を直結した簡易な電力貯蔵装置の試験を開始。今年10月以降には、同線拝島変電所(同福生市)にリチウムイオン電池の電力貯蔵装置を設置し、電車が減速した際に発生する回生電力を蓄電池に貯め、前後を走る電車が加速する際などに利用するそう。

 また、再生可能エネルギーや省エネルギー技術を駅に導入する「エコステ」事業のモデル駅として、東北本線平泉駅(岩手県 平泉町)を6月末から稼働させるとのこと。電力量78キロワットの太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、昼間の余剰電力を蓄電して夜間に利用します。晴天時には、駅舎内の電力使用量をすべてまかない、CO2排出量をゼロにする計画としています。

(msn産経ニュース)


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このページは、green plusが2012年5月 8日 23:27に書いたブログ記事です。

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