CO2の排出量削減を目指す大分県は、クリーンエネルギー自動車の普及を促進する立場から、電気自動車(EV)用の急速充電器を大型商業施設やガソリンスタンドなど5カ所に設置し、4月1日から運用を開始します。
トキハわさだタウン(大分市)、道の駅やよい(佐伯市)、共和石油平和通りSS(豊後高田市)、ロータス麻生(由布市)、西石油東別府給油所(別府市)。いずれも年中無休。30分~1時間かけてEVのバッテリーの80%を充電できるとのこと。料金は1回500円。
県内を4地区に分け、各地区に1カ所ずつ設置しようと、県が希望する施設を募ったところ、28カ所から応募がありました。これとは別に日産自動車(東京)から充電器1基の寄贈を受けたため、約1千万円をかけて計5カ所に設置しました。
県地球環境対策課によると、1月末までに県内で販売されたEVは137台。1度の充電で走れる距離は200キロ前後で、EVの普及は充電器のインフラ整備が不可欠になっていました。県の設置分とは別に、EVを販売する県内の自動車販売会社11カ所に夏までに充電所が設置される見通しだといいます。
県が2010年度末に策定した新エネルギービジョンでは、15年度末のクリーンエネルギー自動車の目標台数は新車販売台数の3%(5万5805台)で、EVもしくはプラグインハイブリッド車は2785台となっています。(朝日新聞デジタル)
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