サークルKサンクス、太陽電池と蓄電池を設置、愛知県と千葉県のモデル店で実験開始

 サークルKサンクスは、コンビニエンスの店舗において、省エネと緊急時の電力確保に向けた実験に着手すると発表しました。「サークルK一宮花池店」において、太陽光パネルと蓄電池を店舗に設置し、省エネ性と実用性を検証する取り組みを2月18日から開始するとのこと。

 また、「サンクス西千葉駅前店」では、省エネの「見える化」の導入と店舗節電オペレーションの検証実験を、2月27日から実施します。これらの取り組みは、多店舗で展開できるスキームとして完成させる計画だそう。

 太陽光パネルと蓄電池を設置する取り組みでは、看板照明のCO2発生"ゼロ化"と緊急時の電力確保を目指します。太陽光パネルで発電した電力を蓄電池に充電して、夜間に使用するファザード看板やポール看板の照明電力に使用します。理論的には、自家発電で電力をまかなうため、看板照明点灯によって排出されるCO2は"ゼロ"となります。また、蓄電池は緊急時には照明機器などの補助電力としても使用します。太陽光パネルによる年間発電電力量は4,819kWh、これによる年間CO2削減量は1.8tを見込んでいます。太陽光パネルと蓄電池は、パナソニック製を使用するとのこと。

 省エネの「見える化」を導入する取り組みでは、電気使用状況の計測データの収集・分析を行い、店舗オペレーションの変更・見直しを行うことで、電気使用量5~8%の削減を目指します。冷機など大型設備だけでなく、カウンター什器など小型設備も含めたすべての設備にセンサーを取り付け、電力量の測定を行います。電力測定機器は、富士電機性を使用するとのこと。 

(環境ビジネス)

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このページは、green plusが2012年2月15日 11:42に書いたブログ記事です。

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