製造時CO2排出ゼロのコンクリート 鹿島が初適用

 鹿島は30日、製造時にCO2 を強制的に吸収させるコンクリート 「CO2-SUICOM」 を建築分野で初めて適用したと発表しました。 同製品は中国電力、電気化学工業と共同開発したもので、コンクリート製造時のCO2排出量を実質ゼロ以下にできるのが特長。

  今回は東京建物などが手掛ける大規模都市開発事業 「中野セントラルパーク」 (東京都中野区) の住宅棟で採用されました。 今後も環境配慮型建材として積極的に提案し、建築分野では2012年度に10件程度の適用を目指します。

 同製品の最大の特長は、CO2高濃度環境中でCO2を強制的に吸収・反応させる養生方法 (強制炭酸化養生) によって製造すること。 主原料であるセメントの一部を特殊混和剤と置き換えることでセメント製造時のCO2排出量を削減します。 さらに混和剤がCO2と反応することで、コンクリートを緻密緻密化・硬化させることができるとのこと。 (電気新聞)


木造建築物同様、建物を解体するまではCO2を固定していられるという、CO2をコンクリート製造時に封じ込める技術ですね。

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このページは、green plusが2012年2月 2日 10:48に書いたブログ記事です。

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