タクシー事業を手がける中越交通(三条市)はCO2の排出枠を購入して、車が排出するCO2を相殺する「カーボンオフセットタクシー」の運行を2月21日に始めます。県内初の取り組みで、地球環境保護に熱心な企業などの利用を促します。
同社長岡営業所のタクシー50台にチケットを使って乗車する団体や法人が取り組みの対象となります。希望する顧客に「カーボンオフセットチケット」を新たに発行し、チケットを使って利用したタクシーの運行で排出したCO2量に相当する枠を中越交通が購入して、相殺する仕組みです。
排出枠の購入では交通エコロジー・モビリティ財団が提供するサービス「交通・観光カーボンオフセット」を利用します。顧客にはオフセット証明書を発行し、環境に優しい取り組みをPRします。