日本生協連、カーボンフットプリント表示対象商品を食品にも拡大

press_110902_01_01.jpg日本生協連は、新たにCO-OPロースハム3品目にカーボンフットプリント(CFP)を表示し、9月より順次、展開すると発表しました。CO-OP商品での食品へのCFPマークの表示は初めてです。

CFPは、原材料調達から生産、流通、使用・維持管理、廃棄、リサイクルまでの商品のライフサイクルで排出される温室効果ガスをCO2量に換算し、商品 パッケージにマークで表示する取り組みです。

商品のライフサイクルにおける各過程でのCO2排出を「見える化」することで、事業者や消費者のCO2削減の取り組みを促進する仕組みとして注目されています。日本では経済産業省が中心となり、2009年度よりCFP制度試行事業を開始しました。

日本生協連は、2010年6月に洗濯用洗剤「CO-OPセフターE」、2011年4月に食品包装用ラップにCFPマークを表示しています。今回のロースハムへの表示により、日本生協連のCFP認証商品は全部で27品目になりました。

<商品概要>
商品名:ロースハム使いきりパック 40g×3
発売時期:2011年9月 (9月1日製造分より)
参考価格: 298円
CO2排出量:678g
販売エリア:北海道、東北、首都圏、近畿、中四国、九州
※一部エリアを除く

環境ビジネス
日本生協連


CFPが表示されていれば、類似商品を比較して購入する際に、どちらがより観光にやさしいかを判断する材料になります。また同じ商品であれば、配送距離(フードマイレージ)の長いものの方がCO2をたくさん出していますから、地産地消を推奨することにつながりますね。

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このページは、green plusが2011年9月13日 10:12に書いたブログ記事です。

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