株式会社さいじょう太陽の郷(愛媛県西条市)は、地域市民への地球温暖化問題に対する意識向上と、市民参加による自然エネルギー導入促進を目指して、「太陽の郷基金」を設立しました。投資基準のメインストリームになりつつあるSRI(Socially Responsible Investment)で、西条市をソーラーの町にしようという試みです。
このプロジェクトは、
1.地域市民への地球温暖化問題に対する意識の啓発
2.市民と行政が一体となった、市民参加による域内の自然エネルギーの導入促進
3.太陽光ビジネスにおける地域産業の育成支援
を目的としているそうです。
愛媛県西条市は昭和50年代にNEDOのメガワットソーラー実証試験が行われる等、太陽光発電システムを設置するには日照条件もよく、古くから太陽光発電システムと縁があるのですが、一方で各家庭への太陽光発電システムの普及率は、全国平均の4.5%に比べ、西条市は2.9%と非常に低調とのこと。