CO2削減目標各国さらに上積み必要

UNEP(国連環境計画)は「産業革命から気温上昇を2度以内に抑える」という目標達成に対する報告書をまとめました。
これによると、目標達成には2020年のCO2排出削減が50億トン不足する見通しだそうです。

報告書では新興国・途上国の経済成長に伴って2020年の排出量はCO2換算で、560億トンになると予測しています。

一方で気温上昇を2度以内に収めるには、これを440億トンにしなくてはいけないとのこと。日本や欧州、インドや中国の2020年目標が確実に実行されても、2020年の排出量は490億トンに
達すると予想されています。

この、うまくいっても50億トンのギャップは、相当な目標達成への足かせになることが予想できます。
ちりも積もれば山となる、国内排出の4割を占める民間部門でもいろいろなトライをしていかなくてはいけませんね。

UNEP

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このページは、green plusが2011年1月24日 08:51に書いたブログ記事です。

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