住宅展示場を対象にJ-VERでカーボンオフセット 住友林業

 住友林業はこのほど、全国に展開する290棟(9月末時点)のすべての住宅展示場を対象に、その運営で使用する電気・ガスにより1年間に排出するCO2の全量を、自社社有林で取得したオフセット・クレジット(J-VER)を活用してオフセットする取り組みを始めました。
 J-VER制度は、国内の温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセット用のクレジットとして認証するものです。住宅展示場の運営により1年間に排出するCO2全量を、クレジットが発行される2013年度まで3年半にわたり相殺するとのこと。

 今回は自社で取得したオフセット・クレジット(J-VER)を活用し、展示場の運営で使用する電気・ガスにより排出する地球温暖化の原因の温室効果ガスであるCO2排出量の全量を相殺することとし、事業所でも更なる環境配慮への取組みを進めていくそうです。
これらは、2009年から住友林業が推進する地球温暖化の原因の温室効果ガスであるCO2排出量削減対策の「プロジェクト EARTH」の取り組みの一環です。「プロジェクト EARTH」は、山林環境事業で培った植林ノウハウを活かし、環境保全、生物多様性に配慮したCO2を固定する森林整備を推進するとともに、住まいづくりの過程で排出するCO2排出量をオフセットする山林事業から住関連事業に至るまで、 そのすべてをグローバルに展開する取組みです。

(住友林業ニュースリリース)
(朝日新聞社)
(Eco One Net)

 こういった、広大な山林を所有している企業は、森林という自然が与えてくれた財産を生かして、CO2吸収のJ-VERやFSC認証など、積極的に取り組んでいってほしいですね。


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このページは、green plusが2010年10月 4日 11:01に書いたブログ記事です。

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