エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業の販売状況(5月)を公表

 経済産業省は、「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」実施後の平成22年5月の家電の販売状況について、家電量販店に対する聞き取り調査の結果を公表しました。
 発表によると、売上については、テレビ、エアコン、冷蔵庫の5月の売上合計は、前年同月比で、台数で約13%増加しました。一方、金額ベースでは、テレビなどの平均単価が下落したことなどの影響により、約4%減少しています。

 ただし、一昨年の5月と比べれば、台数ベースで約31%増加、金額ベースでは、約9%増加しており、エコポイントによる押し上げ効果が認められます。

 また、エコポイント制度が開始した昨年5月中旬以降、本年5月末までに、3品目合計の売上は、前年同時期と比べ、台数ベースで約40%増加、金額ベースでは、約30%増加しており、大きな効果をあげられています。
 来店者数については、エコポイントが開始し、好調な出足を博した昨年同時期並で推移しているそう。
 販売現場の状況は、テレビについては、3Dテレビの発売や、サッカーワールドカップの開催が間近に迫っていることもあり、好調な販売が持続、エアコンは、早くも夏商戦に向けた動きが出始めており、昨年同様、省エネ性能に優れた製品が購入されているそうです。
(経済産業省 プレスリリース)
(EICネット)

 ようやくこの制度が始まって1年ですが、エコ商品買い替え需要促進に一定の効果があったようですね。今後は国産材利用木造住宅など、商品選定などの改善をすすめてもらいたいと思います。


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このページは、green plusが2010年6月18日 16:03に書いたブログ記事です。

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