TOTOは7日、創立100周年を迎える2017年に向け、環境ビジョン「TOTO GREEN CHALLENGE」をスタートすると発表しました。
「商品・サービス」「ものづくり」「社会貢献・ひとづくり」という3つの軸で新たな目標をたて、住設業界全体を巻き込んだグローバルな環境活動を行うもの。
具体的には、「商品・サービス」で、家庭の水まわりから出るCO2を90年比50%以上削減できる主力商品を提供することや、NOx除去機能を持つハイドロテクトを世界に普及させること、「ものづくり」で、生産・物流・販促活動におけるCO2を国内で90年度比45%削減、海外においてはCO2排出量原単位を年間2%削減すること、などを掲げています。
業界のトップランナーとして環境省と「エコファーストの約束」を行っているライバルのINAXは2008年4月に2050年までに90年度比80%削減という目標を掲げていますが、今回のTOTOの目標は、それを上回ることになります。ライバルの目標値に大きな影響を与えていることは間違いないでしょうね。これからも切磋琢磨していってほしいと思います。