COP15速報 途上国ボイコット相次ぐ

COP15 【12月14日】  

 温暖化対策を話し合うCOP15は2週目に入り、閣僚による議論が始まりました。しかし、途上国側が会議をボイコットするなど交渉はうまくいっていないのが現状です。
 小沢環境大臣は、「まったく彼ら(=途上国)の意図が分からない、私には」と話しました。     
 会議は、アフリカ諸国など途上国側の多くが、「先進国の新たな削減目標を優先して議論しないなら、交渉を続けられない」などとして出席を拒み、開始が大幅に遅れるなどしました。
 
 一方、会場の入り口では週明けの議事進行を見届けようとするメンバーらが朝から長蛇の列を作り、機械のトラブルなどもあったため会場に入るために6時間以上待った人もいました。

 先進国・途上国という枠を超えずに考えるのは必要不可欠であると思います。 お互い責任をなすりつけた話し合いをするのではなく、実現可能な目標を掲げ、そのためには自国では何をしなければならないのか、どのようにしてお互いに協力していけるか明示していけるような環境作りをしなくてはいけないのではないでしょうか。
 
 少しずつ良い地球環境作りができるように徐々に歩み寄ってほしいと思います。それぞれの主張を受け入れて聞く時間もないほど深刻な問題であるということを1人でも多くの人たちが認識しなくてはいけないと思います。(藤原沙来)


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このページは、green plusが2009年12月16日 16:54に書いたブログ記事です。

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