ロンドン市は10日、省エネ型の蛍光灯への取替えや、壁や屋根裏への断熱材の導入などをを無料で行える助成制度を新設すると発表したそうです。
まずは9地区の世帯を対象にスタートし、2015年までにロンドン全域の120万世帯へ広げるとのこと。
夏に3地区817世帯を対象に同様の取り組みを行ったところ、786トンのCO2排出量削減に成功したため、本格的な導入に踏み切ったということのようです。
これにより、ロンドン市の一般家庭からのCO2排出量は、2015年までに120万トン以上も削減できると期待されているんだとか。
ロンドンの温室効果ガス排出量のうち一般家庭の割合は3分の1と、2割強の東京より少し多くなっているので、その分、このような取り組みの意義は大きいと思います。
ロンドンは前市長も、省エネ電球の無料配布する取り組みや、ペットボトルの飲料水をボイコットする呼びかけをしてましたが、今度の市長も期待できそうですね。今後も自治体から国の環境政策をリードしていってほしいと思います。