中越パルプ工業が地球温暖化対策と生物の多様性保全に貢献する用紙を発表

 中越パルプ工業は13日、里山保全への寄付金付き国産材活用ペーパー「里山物語」を、12月7日より販売すると発表しました。

  間伐材を中心に積極的に調達・チップ化した国産材活用の印刷用紙で、売上の一部は寄付として里山保全のNPOを通じて、全国の里山再生・保全団体の活動サポートに使われるとのこと。
 また、林野庁が推進する「木づかい運動」登録商品なんだとか。

 ユーザーはこの用紙を使用するだけで、生物多様性の保全と地球温暖化対策の両面で社会貢献することができるということのようです。
 さらに、寄付金がどこでどれだけどのように使われたのかを公表することで貢献度を可視化できるとのこと。

 

 最近、植林材を使った用紙は増えてきましたが、国産の間伐材が中心というのは画期的ですね。リリースには国産材の割合も価格も書いてありませんでしたが、温暖化防止と生態系保全の一石二鳥となる商品なので、続報に期待したいと思います。

 

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。

トラックバックURL: http://eicnet.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/555

このブログ記事について

このページは、ミヤギコウシロウが2009年11月16日 23:29に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「横浜の小学生 夏休み中CO2削減に取り組む 過去最大615トン」です。

次のブログ記事は「ロンドン市が省エネ電球や断熱材を無料にする新制度をスタート」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。