COP15、ポスト京都採択見送り 閣僚級会合で固まる

COP15.png  12月にコペンハーゲンで開かれる、国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、法
拘束力がある「ポスト京都議定書」の採択を見送ることが16日、当地で開幕した閣僚級準備会合で固まったそうです。
 議長を務めるデンマークのヘデゴー気候変動・エネルギー相と、気候変動枠組み条約のデブア事務局長が会議の冒頭で各国に示したそうです。
今後は、政治的合意文書の作成に向けた協議が本格化するとの事。

 先進国と新興国・途上国の対立が続く中、「ポスト京都議定書」を「来月までにまとめるのは不可能」(小沢鋭仁環境相)となったためのようです。
政治的文書にどこまで踏み込んだ内容を書き込めるかが今後の焦点となります。

 デンマークのラスムセン首相は、各国首脳にCOP15への参加を呼びかけており、政治的文書のとりまとめは最終的には首脳レベルによる調整となる可能性もあるそうです。


2012年以降の計画が、閣僚会議で見送りとなると、日本の中期計画25%削減や、米国の主体的参加などにも影響がでてくるでしょう。各国の思惑はあると思いますが、早急に方向付けをしていかなくてはいけないと思います。


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このページは、green plusが2009年11月19日 12:20に書いたブログ記事です。

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