青森県の中小企業経営者らが、CO2を活用した海藻の育成と、海藻からバイオエタノールを抽出する事業の構想を掲げる「青森海洋環境エネルギー推進会議」を設立したそうです。
推進会議は、県中小企業青年中央会に所属する経営者9人と、青森大の末永洋一学長、琉球大工学部の瀬名波出准教授ら有識者6人で発足。CO2を活用した海藻育成などを研究する瀬名波准教授らの助言を得ながら、CO2を海水に溶かす気体溶解装置や、海藻養殖施設、海藻からバイオエタノールを抽出する工場の設計などを研究、技術の確立を目指すとのこと。
9月2日の「火発の排ガスでミドリムシを培養しCO2吸収」と似た取り組みのようですね。
高濃度のCO2を利用することで、海藻の成長を促し、効率良く養殖やエタノール抽出をする取り組みは、実用化にはまだ時間がかかりそうですが、温暖化と資源の二つの問題を改善できる取組なので期待しています。