東北一の温泉地数を誇る青森県が、高温の源泉から取り出す熱を熱交換して温泉街の暖房や給湯に利用し、水道や灯油使用量を減らす取り組みを始めるそうです。
浅虫温泉では現在、平均72度の源泉に水を混ぜ、約56度に下げて旅館に配湯。旅館はさらに水で42-43度にしているとのこと。客室のシャワーや暖房用には別途、灯油を使って暖めているんだとか。 今回の取り組みでは熱交換によって水道水を使わずに温度を下げることで、旅館1軒につき水道代は年約382万円、ボイラー用の灯油代は年約115万円削減できるらしいです。
熱交換器のコストは約140万円とのことなので、すぐに元が取れてしまいます。こんなに費用対効果が高い取り組みが今まで行われていなかったなんてすごくもったいないので、ぜひすぐにでも全国で調査し、できるところすべてで行ってほしいと思います。
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