東京大は18日、学内で不要になったノートパソコンを希望する学生に無料で貸す事業を始めると発表したそうです。
理系の研究室では数年おきにパソコンを買い替え、廃棄処分にしていたとのこと。今回の取り組みでは、それを業者が再生し、学内の担当が審査して決めた貸与先に、1年間、無料で貸し出すしくみです。
約40台から始め、年間100台を目標に広げるそうです。
経済的な理由で購入できない学生への支援と、再利用によるごみ減量という一石二鳥になり、再利用で1台あたり約80キログラムのCO2を減らせるんだとか。
これまでは、使えるものをお金をかけて廃棄していた、ということでもあるわけですが、そういう無駄がまだまだ世の中にはいっぱいあって、徹底的に見直せば相当改善できるということを示唆するニュースですね。そんな無駄なことをやっている学校があるなら、一日も早く見直してほしいと思います。