値引き額は出力1キロワット当たり13万円。1棟当たりの設置容量を3.8キロワットで計算すると、50万円弱の値引きになります。さらに、国の補助制度(1キロワット当たり7万円)や東京都の補助制度(同10万円)を活用すれば合計114万円にもなり、装置価格を200万円とした場合、半額以上の値引きになります。
同社はこれにより、年内に前年度の実績の5倍にあたる1万棟に敷設する計画とのこと。
積水ハウスは住宅・建設業界初の「エコ・ファースト企業」として、環境大臣に対して温暖化対策などの取り組みを積極的に推進することを約束していますが、その中の一つとして、「サステナブル推進補助金制度」という独自の補助制度を掲げていました。今回の太陽光発電の値引きはこの枠組みによるものです。
いくら省エネによって1軒あたりのCO2排出量が減っても、世帯数が増えれば全体のCO2排出量は増える可能性があります。なので、できれば立て替えのみに限定してほしいところですが、そこまで求めるのは酷かもしれません。せめて早く、太陽光発電か燃料電池が標準装備になってくれたらいいなぁと思います。