
バイオガソリンとは、バイオエタノールと石油系ガスのイソブテンを3対4の割合で合成した「ETBE」を1%以上配合したガソリンで、価格や性能は通常のガソリンと変わらないとのこと。
09年度は計約4.7万キロリットルのETBEをガソリンに混ぜて販売する計画で、これにより約3万トンのCO2削減が見込めるんだとか。
10年度以降、製油所などで準備が整い次第、販売地域を拡大するとのこと。
自動車用のバイオ燃料は、環境省などはバイオエタノールを3%混ぜた「E3」というガソリンの導入を進めており、バイオエタノールを10%混ぜた「E10」の実証事業も進めています。
しかし、石油連盟はそれに協力せずにバイオガソリンの導入を進めており、二つの方式が平行して進んでいる状態です。
個人的には、0.4%程度しかCO2を削減できないバイオガソリンよりも、10%削減できるE10を普及させてほしいなぁと思います。