政府が地熱発電の普及促進へ

 政府は、日本が豊富に持っているにもかかわらず、90年代後半からほとんど開発を進めていなかった地熱発電の普及促進に乗り出すそうです。

今春にも発電量を2030年までに現在の3倍程度に拡大する目標を打ち出すとのこと。

また電力会社に地熱発電の電気の買い取りを義務付ける「新エネルギー利用特別措置(RPS)法」の対象に認定することで、開発を後押しするんだとか。



 世界では、ドイツが現在およそ150のプラントを建設していたり、フィリピンが2013年までに設備容量を6割以上増やす計画を立てていたり、インドネシアでは発電量を05年から20年間で10倍以上にする国家目標を立てていたりなど、急激に開発が進んでいます。

 それに比べると、2030年までに3倍程度にするという目標はかなり消極的です。しかし、長らく止まっていた開発を再開するということの意義は大きいと思います。

ぜひ、これまでの遅れを取り戻せるように、がんばって開発を進めてほしいです。

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このページは、green plusが2009年2月11日 12:18に書いたブログ記事です。

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