国連事務総長 地球温暖化対策への政治的リーダーシップを求める

UN.jpeg国連事務総長は、12月13日、ハイチでのカリブ諸国連合(ACS)会合へのメッセージの中で、気候変動による世界的な脅威に取り組むには政治的な意志とリーダーシップが重要であることを強調し、共通の問題に対する共通の解決策を探すために国際社会が協力するよう求めた。

カリブ諸国は、気候変動で深刻化する異常気象に対し、とりわけ影響を受けやすいとされる。潘事務総長は、こうした変化に適応するため、途上国向けの支援を強化する必要があると指摘。また、災害による死者の90%以上は途上国で発生しており、地球温暖化に最も責任のない貧しい人たちが、一番最初に、そして一番深刻な被害を受けていると述べた。

また、事務総長は、経済を活性化する可能性のある低炭素プロジェクトに資金を提供することで、経済を「グリーン化」し、現在の経済危機から抜け出すのに役立つと強調した。【UNEP】

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このページは、green plusが2008年12月26日 01:48に書いたブログ記事です。

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