
JR東日本は10日から来年2月まで、人の歩く力を利用した「発電床」の実証実験を、東京駅(東京都千代田区)八重洲北口改札で行う。
発電能力や耐久性などを検証し、10年以内の実用化を目指す。
一方、JR西日本は風力発電機を湖西線近江舞子駅(滋賀県大津市)に導入し、試行的に発電を行っている。
効果が高いことが分かれば、強風が吹くことが多い同路線の全21駅への導入を検討する方針だ。
改札1人通過当たりの発電量を前回の10倍の1秒間に10ワット発電できるようにするなど、発電性能を従来よりも高めたほか、歩行面の材料をゴム製からタイル製に変更して歩きやすくした。
実用化への課題は発電量と耐久性、コストだ。発電量は今回の2?3倍の毎秒20?30ワットに高める必要があり、5?10年継続して利用できる耐久性も求められる。
実用化への課題は発電量と耐久性、コストだ。発電量は今回の2?3倍の毎秒20?30ワットに高める必要があり、5?10年継続して利用できる耐久性も求められる。