塗料業界大手では初めて、遮熱塗料をオフセット商品に

DAI NIPPON TORYO-thumb-200x33-thumb-200x33.png大日本塗料株式会社(本社:大阪市、社長:山下文隆)は、遮熱塗料「エコクール」でカーボンオフセット活動を実施致します。

本活動は、製造段階でのCO2排出量をオフセットした「エコクール」を販売するものであり、オフセット商品の販売は塗料業界大手では初めての試みとなります。

近年省エネ対策商品とした需要が大幅に増えてきておりますが、大日本塗料の「エコクール」の開発は早く、平成10年から発売を開始し現在に至っております。



「エコクール」は、屋根、外壁などに塗装されることで太陽熱による室内温度の上昇を抑える効果があり、結果として空調に必要な電気消費量を削減することになります。

最近は地球温暖化の原因となるCO2などの温室効果ガス排出抑制の観点からも電気消費量の削減が注目されております。東京都は平成22年度から都内の大規模事業所にCO2削減を義務付け、中小企業にも自主的な取り組みを促すことになりました。また、東京商工会議所は会員の多くを占める中小企業を支援するため、温暖化対策の指針を策定、CO2排出量の算出を促すなど具体的な対策でCO2削減への取り組みが進んでおります。

こうした背景により「環境に優しい」をモットーにしている我が社にとって、省エネ、CO2排出削減対策に御使用いただく遮熱塗料はカーボンオフセット商品であればより有意義となるとの考えから今回のカーボンオフセット活動に取り組む事と致しました。

大日本塗料は、国連で承認済みの温室効果ガス削減プロジェクトから生じた排出権を三菱商事から購入し、「エコクール」の製造で消費される電力、燃料などから排出されるCO2(石油缶16kgの製造あたりCO2 4kg)をオフセットいたします。

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このページは、green plusが2008年10月14日 12:14に書いたブログ記事です。

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