群馬でメガソーラー稼働 太田市 榛東村

メガソーラー式典 群馬.jpg 太陽光や風力など再生可能エネルギーで発電した電気の全量買い取りを電力会社に義務づける、固定価格買い取り制度が始まった今月1日、ソフトバンク子会社のSBエナジーが群馬県の榛東村上野原で大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ソフトバンク榛東ソーラーパーク」の発電を始めたほか、太田市では自治体単独では国内初のメガソーラー「おおた太陽光発電所」が稼働し、記念式典が行われました。
【写真:メガソーラー完成式典でテープカットをする関係者たち/群馬県太田市内(読売新聞)】

 太田市緑町での「おおた太陽光発電所」の完成式典には、清水聖義市長ら関係者約100人が参加しました。

 同発電所は出力1500キロワットで、市は、年間発電量を約400世帯分にあたる約160万キロワット時と見込んでいます。清水市長は「関西電力大飯原発(福井県)が再稼働するが、原発依存の体質から脱却し、できる限り電力を自分たちで生み出す必要がある」と挨拶し、その後、関係者らがテープカットを行いました。 ま た、市は民家の屋根を活用した「おおたまるごと太陽光発電所事業」や、高齢化した農家の土地を太陽光発電施設として有効活用する計画も進めているそう。

 榛東村上野原の八州高原でもソフトバンクグループのSBエナジーによる「ソフトバンク榛東ソーラーパーク」の運転開始セレモニーが行われ、榛東村の阿久沢成実村長や同社の藤井宏明副社長ら約120人が出席し、藤井宏明副社長は「再生可能エネルギー普及の第一歩を踏み出した。今後は環境学習にも使い、意義のある施設となるよう村とともに歩んでいきたい」と述べました。

 同施設は2400キロ・ワットの出力がある太陽光パネルを設置し、1750キロ・ワットの最大送電量で一般家庭約740世帯分にあたる年間約260万キロ・ワット時を発電する計画。

 県内では両施設以外にも桐生市で1100キロ・ワット、前橋市で700キロ・ワットの太陽光発電施設の準備が進められているほか、安中市でもNTTファシリティーズが3500キロ・ワット規模の発電を行う計画を進めているとのこと。



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このページは、green plusが2012年7月 5日 10:13に書いたブログ記事です。

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