環境省:再生可能エネルギー導入調査結果

環境省では、H22年度の再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査を実施し、太陽光発電、風力発電、中小水力発電、地熱発電について、我が国における賦存量、導入ポテンシャル及びシナリオ別導入可能量の推計を発表しました。
1.調査の概要
 環境省では、再生可能エネルギーの大規模な導入について検討を進めるために、H21年度に再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査を実施し、太陽光発電(非住宅系)、風力発電(陸上及び洋上)、中小水力発電、地熱発電(温泉発電を含む。)について、我が国における賦存量及び導入ポテンシャルの推計を行いました。

また、その結果を地図情報として見ることができる「再生可能エネルギーポテンシャルマップ」をインターネット上に公開しています。

H22年度は、H21年度調査結果の精度向上を図るとともに、再生可能エネルギーの全量固定価格買取制度の導入や技術開発によるコスト縮減を想定したシナリオを設定し、そのシナリオの下で事業性の観点から具現化が見込まれる量である、シナリオ別導入可能量についても推計を行いました。

推計結果については、別添資料「H22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査概要(PDF)」に掲載されています。

また推計条件や、電力供給エリア及び都道府県ごとの推計結果については、報告書を環境省ウェブサイトに掲載していますので、そちらを参照してほしいとのこと。

2.再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップについて
H22年度調査結果を反映した再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップは、H23年5月中に公開する予定とのことです。

 (環境省)

今回の震災に伴う原発の事故で、このレポートはより注目されるべき資料と考えます。今後様々な地域で、エネルギーの地産地消が進むことと思われます。


ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。

環境ブログへ

トラックバックURL: http://eicnet.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/1022

このブログ記事について

このページは、green plusが2011年4月25日 10:28に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カリフォルニア州、電力1/3を再生可能エネルギーに義務化」です。

次のブログ記事は「温室ガス、90年度比4.1%減、09年削減目標は達成。環境省」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。