伊藤忠がパーム油を搾ったヤシの実殻から燃料を製造へ

 伊藤忠商事は、世界最大のパーム搾油事業者のフェルダ・パーム・インダストリーズと、マレーシアでバイオ燃料の製造事業に乗り出すそうです。

 11月中に合弁会社を設立し、パーム油を搾ったあとに残るヤシの実殻を使った固形燃料「EFBペレット」の生産を行う工場を新設。2010年秋に生産を開始し、東京電力など日本の電力会社に販売するとのこと。

 

 パーム油の製造工程で大量に発生するヤシの実殻は有効利用が課題となっており、それを燃料としての商業利用できる世界初の取り組みとして注目されているようです。
 将来的には年12万トンの生産を目指すとのことですが、それによって日本の電力会社でどれほどのCO2が削減できるのか、続報に期待したいと思います。

 

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。

トラックバックURL: http://eicnet.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/570

このブログ記事について

このページは、ミヤギコウシロウが2009年11月25日 23:21に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カーボンオフセットコラム開始」です。

次のブログ記事は「暖冬傾向続き、降雪も少なめ 気象庁3カ月予報」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。