環境保護団体グリーンピース・ジャパンは10月30日、パソコン、携帯電話、テレビ、ゲーム機器を製造・販売する日本・アジア・欧米の大手メーカー18社を対象に、各社の有害物質、リサイクルおよび気候変動に対する取り組みを評価した「環境に優しい電機メーカー・ランキング」を発表しました。
このランキングは2006年8月から年4回発行されており、独自の基準で企業の方針と取り組みを評価・採点したもの。具体的には、製品に有害物質を使っていないか、古くなった製品の回収・リサイクルを世界規模で行っているか、温室効果ガスの削減に務めているかなどを調査し、10点満点で評価しています。
トップにランクされたのはノキアで、以下サムスン、ソニー・エリクソン、フィリップス、東芝、モトローラ、シャープ、ソニー、アップル、パナソニックの順となっています。
この評価は各社がウェブサイトで公開している情報に基づいているということや、公表した対策を実行していない企業はペナルティとして今後のランキングで減点されてしまうということについて考慮する必要がありますが、グリーンピースのウェブサイトで公表されている詳しい資料には、各社が評価された取り組みなどについても解説していて参考になるので、興味がある方はぜひご覧ください。