三井住友海上とジャックスが個人からグリーン電力証書を購入へ

solar.jpg

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by MC MasterChef

 三井住友海上火災保険とジャックスは4月から、太陽光発電によるグリーン電力証書を個人から買い取る事業を始めるそうです。

 グリーン電力証書は、自然エネルギーを利用して発電した電気が、通常の発電に比べてどの程度CO2を削減できたかを証明する文書です。証書は企業などに販売できるため、太陽光発電の導入費用の一部を補填できます。

 まず、三井住友海上とジャックスの二社が太陽光発電を導入する家庭向けに融資を実施。融資を受けた家庭が太陽光発電によって削減できたCO2排出量について、シャープがグリーン電力証書を発行し、それを二社が現金で買い取るしくみです。
 買い取り事業により太陽光発電向けの融資の拡大を狙おうというわけですね。

 個人からグリーン電力を買い取る取り組みは、すでにいくつか行われていますが、まだまだ広まっているとは言えない状況なので、ぜひ全国で展開してほしいと思います。

トラックバックURL: http://eicnet.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/348

このブログ記事について

このページは、ミヤギコウシロウが2009年2月24日 00:33に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ソチ冬季五輪、2010年FIFAワールドカップも気候中立を目指す」です。

次のブログ記事は「グーグル・アースでCO2排出量の分布図」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

環境ブログ

環境ブログランキングに参加しています。よろしければクリックご協力お願いします。


Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。