トヨタが狙う第2のプリウス

iq.jpgトヨタ自動車が11月20日に超小型の新車「iQ(アイキュー)」を発売した。全長298メートルは軽自動車より短い。外からは2人乗りに見えるが4人乗れる。1000cc級エンジンで軽自動車をしのぐ燃費を実現した。価格は140万?160万円と、同じ排気量の『ヴィッツ』や軽自動車に比べ30万?40万円程度高い。

『iQ』は、社内空間の確保に加え、後方を含め9つのエアバックを標準装備し、遮音性のあるガラスで静粛性を高めるなど、安全性と快適性に配慮している。
 また、高効率の新型CVT(無段変速機)を開発、車内照明に省エネ性の高いLED(発光ダイオード)を採用するなど、軽自動車を上回る燃費性能を実現した。

EU混合モードで1kmあたり99gというCO2排出量を実現したが、これは経済産業省が平成21年度の税制改正でCO2税を導入することを検討していることや、来年からドイツでは100g未満のクルマには自動車税が免除されることを意識してクリアした数値である。

ギリギリの1g。走り方で一瞬にして変わってしまうこの数値、もう少し誰もが納得のいく数値を稼ぐのは至難であろうか?

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このページは、green plusが2008年11月26日 18:53に書いたブログ記事です。

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